2009-03-17 第171回国会 衆議院 法務委員会 第3号
例えば、平成十六年の有名な事例でありますけれども、福島県大野病院の産婦人科の執刀医が難しい分娩手術をして、大変不幸なことに、出産をされた後に女性が死亡したという事件がございました。 これは、執刀医が業務上過失致死と医師法違反に問われたわけでありますけれども、この執刀医の逮捕、起訴をめぐって、現場をよく知る医療関係者からは大変反発が起きた。
例えば、平成十六年の有名な事例でありますけれども、福島県大野病院の産婦人科の執刀医が難しい分娩手術をして、大変不幸なことに、出産をされた後に女性が死亡したという事件がございました。 これは、執刀医が業務上過失致死と医師法違反に問われたわけでありますけれども、この執刀医の逮捕、起訴をめぐって、現場をよく知る医療関係者からは大変反発が起きた。
当時の「タイム」、これは八六年ですけれども、「お気の毒にアメリカさん、あなたの保険はキャンセルされましたよ」というような表題のものまで出るような深刻な事態でありまして、例えば、ここで言われていることは、ハワイ諸島のモロカイ島の五人の医師は、医療過誤保険の保険料が産科の診察料収入を上回ってしまったため、新生児の分娩手術をやめてしまっただとか、だから妊婦はそのために飛行機で別の島へ行かなきゃならなくなったとか
医者が五人、院長含めてですか、一般の産婦人科病院だったら分娩手術を含めて大体年間三十例から五十例くらいですよ、普通の病院なら。国立医療センターという新宿のあそこの例を聞いてみますと、ここの産婦人科はお医者さんが九人ないし十人と言うのです。